アポスティーユ(公印確認)は何のため?
日本の文書を外国で使えるようにするためのものです。
例えば日本で「戸籍謄本」や「婚姻要件具備証明書」を取得して外国に持っていっても、外国では正式な文書が分かりませんので、外務省でのアポスティーユなり公印確認をして、日本の正式な書類であると証明してもらう必要があります。
証明できる書類の例
戸籍謄本、婚姻要件具備証明書、卒業証明書、登記事項証明書、健康診断書など
使用例
- 日本にある会社が海外現地法人を作りたい場合の「登記事項証明書」
- 外国で国際結婚手続きを行うための「婚姻要件具備証明書」
- 海外留学先に渡す「卒業証明書や成績証明書」
外国公文書の認証を不要とする条約(ハーグ条約)
ハーグ条約に加盟している国は外務省の「アポスティーユ」のみで書類が使えるようになります。
それに対して加入していない国は外務省での「公印確認」と、在日領事館での「領事認証」が必要となります。
ハーグ条約加入国 | 加入していない国 |
---|---|
アポスティーユ | 公印確認と領事認証 |
アメリカ、韓国、フィリピン等 | 中国、タイ、ベトナム等 |
外務省でのアポスティーユ手続き
必要書類
- 証明が必要な公文書(発行日より3か月以内の原本)
- アポスティーユの申請書
- 身分証明書
- 委任状(代理人の方による申請の場合)
- 返信用封筒(郵送での請求の場合)
※郵送はだいたい7~10日かかりますが、窓口に直接行くとその場で貰うことができます。
外務省での公印確認
必要書類
- 証明が必要な公文書(発行日より3か月以内の原本)
- 公印確認の申請書
- 身分証明書
- 委任状(代理人の方による申請の場合)
- 返信用封筒(郵送での請求の場合)
在日大使館での領事認証
公印確認の場合は在日大使館での領事認証が必要となります。
中国大使館の例ですが、領事認証は即日交付ではなく2度訪問する必要があります。通常5日後に受け取りに行きますが、中国の特徴として、急行料金を支払えば早く受け取ることができます。
※領事館は基本的に郵送はできませんので、直接訪問する必要があります。
必要書類
- 申請書
- 公印確認した書類
- 本人確認書類
- 委任状(代理人の方による申請の場合)
アポスティーユ、公印確認の代行をいたします。
1.メール、メールフォーム、またはお電話でお問合せください。
メール | support@gyousei-net.com |
TEL | 0120-897-198 |
2.書類を弊所までご郵送ください。
- アポスティーユ(公印確認)する書面
- 弊所との契約書(委任状)
- 本人確認書類
3.弊所スタッフが外務省に行き、アポスティーユ(公印確認)いたします。
4.領事認証が必要な場合は、現地国大使館に行き、領事認証してもらいます
5.アポスティーユ(公印確認)された書類と御請求書をお送りいたします。
代行手数料
- アポスティーユ(公印確認):22,000円(税込)
- 領事認証:22,000(税込)