補助金の種類
神奈川県の中小企業生産性向上促進事業費補助金
補助金の主旨
生産性向上や業務プロセスの改善、人手不足の解消に資する設備の導入等
補助金額
上限500万円(補助率2/3~1/2)
申請した業種
建設業(解体工事業)
申請書の書き方
申請書は現在のボトルネックを説明し、機械を購入することによりどう改善するのか、そして売上がどのように増えるまたは経費が減ることを詳細に説明します。コマツユンボの申請では以下のように書きました。
まず人手不足と原材料高による運搬料や廃棄物処理費用が高騰している説明をしました。そして費用のなかで廃棄物処理費用がどれくらい占めているのかも見せます。
その後、工程表とボトルネック(今回は費用がかかっている場所)を示しました。
工程① | 建設リサイクル法における事前届出 |
工程② | 配線、配管の撤去手配 |
工程③ | 建具等の撤去 |
工程④ | 建物本体の解体 |
工程⑤ | 産業廃棄物の搬出 【ボトルネック】 処理費用、運搬費用の増加 |
工程⑥ | 地中埋設物の確認、整地 |
そして重機の購入によりどのように改善するかを説明します。
コマツPC78US-10 ユンボはグラップル(つかみ機)を取り付けることができ、分別した廃材を吊るして運べるようなることと、それによる経費の減少を説明しました。
具体的には廃棄物を分別しフレコンバックに詰め込み、グラッピング機能によりトラックに詰むことができる。
従来のすくうタイプの重機ではできないことと、フレコンバックに分別することにより廃材の売却や再利用や処理場の分別を行うことができることを説明し、費用がどのくらい削減できるのかを詳細に説明しました。
補助金について
一般的に補助金は「販路開拓」や「生産性の向上」のための機械や設備に対して助成されます。
申請してから3か月くらいの審査期間があり、採択後に購入するため、過去に買ったものに対しては申請できません。
採択後に機械購入や工事を行い、その結果報告をしてから1か月後位に補助金が入金されます。
将来的に欲しいもの、補助金が出るのなら買いたいものに対して申請するのがお勧めです。
応用例
今回の例は神奈川県の補助金ですが、小規模事業者持続化補助金にも応用ができると思います。賃上げ枠なら200万まで補助されますので、申請してみる価値はあると思います。
申請は無料ですので、ご検討ください。
補助金コンサルティングのお問い合わせ
お問合せフォームやメール等でお気軽にお問い合わせください。
メールアドレス | support@gyousei-net.com |
チャットワーク | syoshida-cw |