最近はコロナ系の給付金のお手伝いが多く、個人事業主の方と多くお会いしています。
その中で、一つの会社に専属しているが、給与を貰っているのではなく、個人事業者への報酬としてお金を貰っている方々がいます。
「雇用契約」ではなく、「業務委託契約」をして働いているのですね。
業務委託契約が多い業種の例
- 保険の営業
- 新聞の営業
- プログラマー
- ホスト・ホステスさん
最近は美容師さんや、ジムのトレーナーでも増えてきています。
ウーバーイーツのような配達員も雇用したアルバイトではなく、業務委託契約した個人事業主ですね。
雇い主のメリット
- 会社にとって負担でしかない雇用保険や厚生年金を払う必要がない。
- 雇用者では解雇しにくいが、業務委託であれば解約できる
- 不況など経済の影響で仕事量を調整できる。
- 給与が保証されている雇用者よりやはり働いてくれる
上記は働く側のデメリットと言えますが、独立志向が高ければ、デメリットとも言えないと思います。
まず、(仕事が出来なくても毎月同じ給与が入ってくる雇用者とは違いうので)プロ意識を持って働くことができます。
独立したフリーランス・個人事業主として働くのであれば、複数の会社から契約をとって、1社からの依存を減らしてリスクを分散できます。
一つの会社にコミットする必要もないので、平日は営業をしているが、休日は趣味の筋トレを活かしてトレーナーとして働く・・というような働きかたもできます。
今は時代の流れが速く、無くなる仕事や新しくできる仕事が目まぐるしく変化します。
稼ぐことのできる手段を多くもつことができる(試すことができる)のは個人事業主ならではで、サラリーマンでは難しいのではないでしょうか。
また、個人事業主であると、使える補助金や、経費にできる費用が多いです。
帳簿をつけるのも、営業をするのも、一人でする必要があります。それをしんどいと思うか、楽しいと思うかが、向いているか向いていないかの判断になるのかなと思います。
お客様をつかまえる営業だけでなく、パソコンの設定や備品の管理などの総務や、売上・経費管理の経理も一人で行います。
私自身がサラリーマンを辞めて独立して付いたスキルとして、ホームページ作成や動画編集等のWEB関連・クリック広告などのマーケティング運営などがあります。
年功序列で給与が右肩上がり、大手は潰れることがない時代には雇用は居心地がよかったかもしれませんが、今は会社員で指示された業務をこなすだけだと逆にリスクかもしれませんね。