建設業許可申請書の書き方⑥【直前3年の各事業年度における工事施工金額1】

ひとつの建設業種を行っているだけで、すべて下請(すべて元請)の場合は、決算書を見ながら記載することができます。
しかし複数の業種を行っている場合、決算書だけでは分からないので、帳簿や請求書を確認しながら業種別に合計を出していく必要があります。
会計帳簿に売上を入力する際に、業種ごとに部門を分けて売上を計上すると便利です。また補助科目で元請や下請なども入れると集計しやすいですね。

申請・届出直前3年分を決算期別に記入する。(決算期を変更している場合などは4期分以上となる場合もあります。)

・ 許可を申請する業種ごとに記入します。工事経歴書を作成した業種と一致します。

・今回許可を申請しない建設業に係る施工金額は「その他の建設工事の施工金額」に記入します。(許可を有しない軽微な工事も含む)

・ 設立後、一度も決算期を迎えていない場合は、「決算期未到来」と記載します。

・直近の期の縦計は各工事経歴書の合計金額と一致します。